【2024年最新版】熊本県で過払い金請求に強い法律事務所のランキング・口コミ・評判

熊本県にお住まいでこれから過払い金請求をしようとお考えの方は、司法書士法人杉山事務所や司法書士法人みどり法務事務所がおすすめです。この2つの事務所は長年過払い金請求を専門として扱っているため、多くの過払い金の返還に期待ができます。

また、このページでは過払い金請求をおこなった方の口コミや評判も掲載しています。これから過払い金請求をする方はぜひ、参考にしてください。

杉山事務所で過払い金の無料診断

これから過払い金請求をしようと思っている方は、自分は過払い金がいくら発生いているかが気になるところだと思います。過払い金請求に強い司法書士法人杉山事務所なら、無料で過払い金の診断ができます。自分の過払い金がいくらあるのか調べてから事務所に相談しましょう！

診断だけの利用もOK！もちろんそのまま依頼することも可能です。まずは過払い金がいくら発生しているかチェックしてみましょう！

熊本県の過払い金請求の口コミ・評判

熊本県で過払い金請求に強いおすすめ事務所は「司法書士法人杉山事務所」

熊本県で過払い金請求に強い事務所をお探しの場合は、司法書士法人杉山事務所が間違いなくおすすめです。熊本県にお住いの方は、杉山事務所の福岡事務所に相談してください。事務所は福岡県にありますが、無料で出張相談を利用することができるので、事務所に行くのが困難な方はそちらを利用してください。

司法書士法人杉山事務所　福岡事務所

司法書士法人杉山事務所は、日本を代表するビジネス誌の週刊ダイヤモンド誌にて、「消費者金融が恐れる司法書士事務所」に選出※1されました。熊本県をはじめ全国各地から毎月10,000件以上の相談実績※2があり、過払い金請求に特化した法律事務所です。

また、過払い金の回収額も毎月1億円以上あり、多くの消費者金融やクレジットカード会社で実績があります。過払い金請求の初期費用・相談料は無料で出張相談にも対応しているので一度、ご相談してみることをおすすめします。

※1 2009年8月掲載
※2 過払い金や債務整理を含む借金問題

事務所詳細

住所	福岡市博多区博多駅東2-5-1 アーバンネット博多5F
TEL	0120-443-038
営業時間	9:00～19:00
公式サイト	https://sugiyama-kabaraikin.com/
対応エリア	熊本県を含む全国対応

過払い金請求・債務整理の費用

相談料・初期費用	無料
過払い金診断	無料
過払い金請求	返還金額の27.5％～
任意整理	27,500円～
自己破産	44万円～
個人再生	44万円～

熊本県で過払い金請求の相談ができる司法書士・弁護士事務所

司法書士法人みどり法務事務所

司法書士法人みどり法務事務所は、過払い金の返還実績が90億円以上あり、毎月500件以上の相談実績を誇る法務事務所です。相談は何度でも無料で、着手金など初期費用は一切かからないので、費用についての心配がありません。

依頼者からの声を大切にし、常にサービスの向上を心がけている事務所なので、対応は丁寧・親切という口コミが多数あり、安心して相談することができます。

みどり法務事務所がおすすめの理由

借金問題のスペシャリスト集団

みどり法務事務所は、FM高知で流れているラジオCMが有名で、特に高知や四国地方で知名度のある事務所です。過払い金請求をはじめ債務整理に特化した事務所なので、借金問題のお悩みをお持ちの方におすすめです。

みどり法務事務所は、2013年に設立しましたが、これまでの過払い金請求の相談実績が1万件以上もあるので、いかに多くの方から信頼されているかがわかります。過払い金請求で特に重要な返還額も90億円以上もあるので、多くの貸金業者から恐れられる事務所です。

親切・丁寧な相談対応

みどり法務事務所は、相談料や初期費用が完全無料で、フリーダイヤルなら平日9：00～19：00まで、メールでの相談なら24時間年中無休で対応しています。

プライバシー管理を徹底している事務所なので、家族や会社など周囲に内緒で過払い金請求をすることができます。相談は無料ですが、相談者一人一人のご状況に合わせて親切で丁寧な対応が好評な事務所です。

熊本県にお住まいで、専門家に依頼するのをためらっている方におすすめの事務所です。

面談は原則たったの1回のみ

面談が1回だけと聞くと、手続きを勝手に進められてしまうのではないかという不安がありますが、みどり法務事務所が面談を1回にしている理由は、依頼者の負担を少しでも軽減するのと、事務所に来所しているところを家族や知人にバレるリスクを避けるためです。

電話やメールでの連絡は何度でも無料でおこなうことができるので、勝手に手続きを進められてしまうという心配はありません。もちろん緊急時など面談が必要な場合は、再度面談をおこなうことは可能です。

事務所詳細

住所	高知県高知市はりまや町1-5-28 はりまや橋ビル7F
TEL	0120-254-012
営業時間	9:00～19:00
公式サイト	https://saimuseiri-sodan.com/

過払い金請求・債務整理の費用

過払い金診断	無料
過払い金請求	相談料・初期費用 0円（※過払い金が戻ってこなければ費用０円）
任意整理	相談料0円
自己破産	相談料0円＋着手金：11万円
個人再生	相談料0円＋着手金：11万円

※過払い金請求の費用は、取り戻した過払い金から清算されます。過払い金がなければ費用はかかりません。
※自己破産、個人再生の費用は、相談者の状況によって金額が異なりますので、みどり法務事務所にご確認ください。

あかつき法律事務所

あかつき法律事務所は、弁護士に依頼すると最終的にいくらかかるか分からないというイメージを払拭すべく出来るだけ分かりやすい料金設定を理念としている法律事務所です。債務額からいくら減額できても過払い金が発生しない限り減額金額に対する報酬を一切頂いておりませんのでお気軽にご相談ください。

事務所詳細

住所	熊本県熊本市中央区細工町5丁目28番1号 伊藤ビル2F
TEL	096-326-5590
営業時間	平日9:00～18:30
公式サイト	http://www.akatukilaw.com/

過払い金請求・債務整理の費用

任意整理	着手金30,000円/1社
過払い金請求	着手金30,000円/1社 返還金額の20%（訴訟時は25%）
自己破産	着手金300,000円
個人再生	問い合わせください

司法書士西岡合同事務所

男女１名ずつの司法書士が在籍。専門家にありがちな敷居の高さを取り払い、女性お一人でも安心してご来所いただける雰囲気を作っています。

事務所詳細

住所	熊本県熊本市北区清水本町12-15　1F
TEL	096-345-3880
営業時間	平日9:00～18:00
公式サイト	http://www.nishioka-office.com/

過払い金請求・債務整理の費用

任意整理	1社当たり2万円～3万円
過払い金請求	取戻し金額の20％～25％
自己破産	22万円（10社まで）1社増えるごとにプラス2万円
個人再生	住宅ローン特則なし：26万円 住宅ローン特則あり：32万円

八代わかば法律事務所

可能な限り依頼者の要望に沿い納得いただけるように事件処理を心がけているので十分に時間をかけて説明してくれます。任意整理、過払い金請求は着手金無料で、時間外、土日祝日、出張相談も受け付けていますのでお勧めの法律事務所です。

事務所詳細

住所	熊本県八代市旭中央通8番地12 リップルビル1Ｆ
TEL	0965-33-9255
営業時間	平日9:00～17:00

過払い金請求・債務整理の費用

任意整理	54,000円/1社
過払い金請求	返還金額の20%
自己破産	324,000円～
個人再生	378,000円～

熊本県の過払い金請求シミュレーション

ケース1：司法書士に依頼し190万円の過払い金返還に成功

阿蘇市在住 農業経営 男性（50代前半）

畜産経営の規模拡大資金として消費者金融2社とカードローン1社を利用。その後、震災による施設修繕と経営立て直しのため追加借入れを行い、最終的に4社との取引に。

完済から3年後、県の農業支援センターの経営相談会で過払い金の可能性を知り、インターネットで調べて司法書士に相談。過払い金請求に強い司法書士に依頼し、全てのケースで任意交渉での解決に成功。

借入期間	約6年間
借入先と借入目的	消費者金融A社（160万円）- 事業規模拡大資金 消費者金融B社（140万円）- 設備投資資金 地銀系カードローン（100万円）- 運転資金 信販会社（80万円）- 震災復旧資金
返済状況	借入れ開始から3年間：月約10万円返済 残り3年間：月約8万円返済 ※売上高の約15%を返済に充当
借入・返済の特徴	畜産業の収入サイクルに合わせた返済 震災後の復興支援融資との併用 農協融資と併せた資金計画 青色申告による収入証明
借入総額	約480万円
支払総額	約720万円
過払い金返還額	約190万円
解決までの期間	約3ヶ月 ※完済から3年経過後の請求 ※全社任意交渉での解決

ケース2：半導体工場勤務の会社員が230万円の過払い金返還に成功

合志市在住 半導体メーカー勤務 会社員男性（40代前半）

震災で被災した実家の修繕費用として消費者金融3社から借入れ。その後、自宅の耐震補強工事と子どもの学費確保のため、地元信販会社2社のカードローンも利用。

手取り給与が月38万円程度で、半導体需要増による残業も多かったため、各社の審査も比較的通りやすく、気付けば5社との取引に。完済から5年後、勤務先の福利厚生セミナーで過払い金の可能性を知り、請求を決意。

借入期間	約5年間
借入先と借入目的	消費者金融A社（150万円）- 実家修繕費用 消費者金融B社（120万円）- 実家修繕費用 消費者金融C社（100万円）- 耐震工事費用 信販会社D社（80万円）- 教育費用 信販会社E社（70万円）- 教育費用
返済状況	借入れ開始から3年間：月約12万円返済 残り2年間：月約10万円返済 ※給与手取りの約30%を返済に充当
借入・返済の特徴	半導体産業特有の給与体系を活用 残業手当を活用した返済計画 震災復興支援制度の併用 給与振込口座からの自動引落し
借入総額	約520万円
支払総額	約780万円
過払い金返還額	約230万円
解決までの期間	約4ヶ月 ※完済から5年経過後の請求 ※3社は任意交渉、2社は訴訟で解決

ケース3：弁護士に依頼し280万円の過払い金返還に成功

熊本市中央区在住 観光関連事業 女性経営者（40代後半）

観光土産品店の開業資金として消費者金融3社から借入れ。その後、震災とコロナ禍の影響で売上が低下し、運転資金確保のためネット系カードローン2社と信販会社1社を追加で利用。

インバウンド需要の回復期待から借入れを重ねたが、6社との取引に不安を感じ、県の経営相談窓口で紹介された弁護士に相談。観光業の再生に実績のある弁護士との出会いをきっかけに、過払い金請求と事業再生を組み合わせた解決を目指すことに。

借入期間	約7年間
借入先と借入目的	消費者金融A社（150万円）- 開業資金 消費者金融B社（130万円）- 開業資金 消費者金融C社（120万円）- 運転資金 ネット系カードローンD社（90万円）- 運転資金 ネット系カードローンE社（80万円）- 商品仕入れ 信販会社（70万円）- 緊急運転資金
返済状況	借入れ開始から4年間：月約11万円返済 残り3年間：月約9万円返済 ※売上高の約20%を返済に充当
借入・返済の特徴	観光業特有の季節変動に対応 災害とコロナの影響を考慮 インバウンド需要を見込んだ計画 観光支援策との組み合わせ
借入総額	約640万円
支払総額	約960万円
過払い金返還額	約280万円
解決までの期間	約5ヶ月 ※完済から2年経過後の請求 ※全社弁護士による一括交渉で解決

熊本県の過払い金請求の特徴と動向

熊本県の消費生活センターの統計によると、2023年の過払い金に関する相談件数は県内で年間約1,800件に上り、その約75%が50代以上からの相談となっています。特に中央区(年間約420件)、熊本駅周辺エリア(年間約280件)、八代市(年間約180件)など、商業地域や工業地域からの相談が集中しています。

地域別の過払い金事情

熊本市中心部(中央区・西区)

平均請求額	約180万円
特徴	下通り・上通り商店街の事業者が多い 震災復興関連の借入れが目立つ 繁華街での飲食店経営者の利用が特徴的

熊本市近郊(東区・南区・北区)

平均請求額	約160万円
特徴	農業関連事業者の利用が多い 半導体工場勤務者の利用が特徴的 住宅ローン関連の借入が目立つ

県南地域(八代市・水俣市・人吉市)

平均請求額	約140万円
特徴	豪雨災害復興関連の借入が多い 製紙業・造船業従事者の利用が特徴的 観光業関連事業者の相談増加

県北地域(玉名市・山鹿市・菊池市)

平均請求額	約130万円
特徴	温泉旅館経営者の利用が多い 農業・畜産業者の借入が特徴的 道の駅出店者の相談増加

過払い金請求の最新動向

1. 請求者の年齢層の変化

年齢層	割合	特徴
60代～	45%	震災復興時の借入整理 事業承継時の債務整理
50代	30%	災害復旧関連の借入 農業機器購入ローン
40代	15%	観光業の設備投資関連 新規就農時の借入
～30代	10%	U・Iターン時の開業資金 親の事業承継関連

2. 業態別の請求状況

業態	請求割合	特徴
消費者金融	40%	平均請求額：約150万円 返還率：約75% 処理期間：3～4ヶ月
クレジットカード キャッシング	25%	平均請求額：約120万円 返還率：約80% 処理期間：3～4ヶ月
農協系ローン	20%	平均請求額：約180万円 返還率：約70% 処理期間：4～6ヶ月
商工ローン	15%	平均請求額：約200万円 返還率：約65% 処理期間：5～7ヶ月

3. 県内裁判所の対応状況

裁判所	特徴
熊本地方裁判所本庁	平均審理期間：3.0ヶ月 和解成立率：約85% 取扱件数：年間約1,200件
八代支部	平均審理期間：3.5ヶ月 和解成立率：約80% 取扱件数：年間約400件

熊本県の過払い金請求相談窓口一覧

熊本県には、消費者保護の観点から過払い金請求に関する様々な支援制度や相談窓口があります。震災復興途上の事業者から農林水産業従事者まで、幅広い県民のニーズに対応した支援体制を整えています。

これらの機関・団体を利用することで、より包括的な支援を受けることが可能です。特に震災からの復興過程における債務問題や、農林水産業特有の季節性を考慮した支援など、地域の実情に応じた支援を受けることができます。

1. 公的相談窓口（県・市の行政機関）

熊本県や市が直接運営する公的な相談窓口です。費用は無料で、初めて相談する方は、まずこちらの窓口をご利用ください。震災関連の相談にも対応しています。

2. 法律専門家による相談窓口

法律の専門家による具体的なアドバイスや支援を受けることができます。震災復興や農林水産業に関する専門知識を持つ専門家が対応します。

3. 専門機関による相談窓口

特定の分野に特化した専門的な相談や支援を受けることができます。震災復興や地域産業の再生に向けた総合的な支援を提供しています。

熊本県の過払い金請求についてのよくある質問

熊本県で多い過払い金請求について

過払い金請求には時効がある

鹿児島県にお住まいで、消費者金融やカードローン会社に借金をしていた方は、過払い金という言葉を耳にしたこともあるのではないでしょうか？過払い金は、借金返済の際に払いすぎた利息のことです。一定の条件を満たしていれば、過払い金請求を行うことができますが、過払い金には時効があります。過払い金の時効は「最後の取引から10年」となっています。

この期間を過ぎてしまうと、過払い金請求ができなくなります。ただ、一度完済をして、同じ消費者金融やカードローン会社に再度借り入れを行った場合は、最後の取引が変動しますので、過払い金の金額が変わってきます。心当たりがある方は、一度司法書士や弁護士事務所に相談することをおすすめします。

消費者金融やカードローン会社が倒産・吸収合併されていると過払い金請求ができないもう一つ注意する点があります。過払い金請求をする際には、当時利用していた消費者金融やカードローン会社が倒産または吸収合併していないかを確認しましょう。

消費者金融やカードローン会社が倒産していた場合は、経営破綻を起こしており支払い能力がないと判断され、過払い金請求ができなくなってしまいます。また別の会社に吸収合併されている場合は、全く別の会社として経営を行われますので、過去の過払い金請求ができなくなります。

過払い金請求を依頼する事務所を選ぶポイント

過払い金請求を依頼したい場合、司法書士や弁護士事務所を選ぶポイントがあります。まずは無料相談を行っている司法書士や弁護士事務所を利用し、過払い金があるか調査してもらいましょう。重ねて無料相談の際にチェックしておきたいポイントがあります。

「過払い金請求に詳しい事務所か」「担当する司法書士や弁護士と直接話ができるか」「費用について詳しく教えてくれるか」「手続きを書面と電話のみで済ませようとしていないか」「裁判も視野に入れて過払い金手続をするかどうか」こちらを重点に決めていくと安心して依頼できます。

「過払い金請求に詳しい事務所か」

司法書士や弁護士事務所ならどこでもいいというわけではありません。不動産登記、商業登記、債務整理、相続など、さまざまな分野に特化している事務所が多いので、過払い金請求に特化した事務所を選びましょう。

例えば、刑事事件に詳しい事務所に過払い金請求を依頼しても、専門外のため依頼できないことも考えられますので注意が必要です。過払い金請求を専門として扱っている事務所でおすすめの事務所は、司法書士法人杉山事務所や司法書士法人みどり法務事務所などがあります。どちらの事務所も相談は無料でおこなうことができ、過払い金診断も無料でできるので、一度相談してみてはいかがでしょうか？

「担当する司法書士や弁護士と直接話ができるか」

無料相談の際に、受付の方や事務員の方とばかり話をするような司法書士や弁護士事務所では、安心して依頼することが難しいでしょう。実際に過払い金請求を行うのは司法書士や弁護士です。担当してくれる司法書士や弁護士ときちんと面談ができる事務所を選びましょう。

「費用について詳しく教えてくれるか」

司法書士や弁護士は、価格設定が自由なので、事務所によって「相談料着手金無料」の事務所もあれば、成功報酬が相場よりも安価で依頼できる事務所も少なくありません。

費用・支払い方法についてしっかり確認しましょう。初期費用や全部でどのくらいかかるのかわからないという方こそ、きちんと確認し安心して依頼できる事務所を選んでいきましょう。

「手続きを書面と電話のみで済ませようとしていないか」

過払い金手続きは、面談で依頼者とどんなふうに過払い金請求を行っていきたいかを考えてから交渉します。状況によっては電話や書面のみの対応になることも考えられますが、初めから面談をせずに手続きを書面と電話のみで行っていこうとする事務所は、あまり信頼度がありません。

依頼者の希望でそのようにする分にはよいのですが、効率重視で進めてこようとする事務所は避けていきましょう。

「裁判も視野に入れて過払い金手続をするかどうか」

現在の過払い金請求では、直接交渉のみで行うと満額での返還は難しいです。訴訟を起こしていけば満額の返還になることもあり得ますが、時間もかかります。中には手早く終わらせたい事務所が、裁判は時間がかかるので電話で交渉しようと進めてくるような場合は避けた方がいいでしょう。

時間をかけずに交渉するということは、消費者金融やカードローン会社側の交渉条件をのむ可能性もあります。そうなってしまうと、過払い金の返還率が下がってしまいますよね。

ある程度時間をかけてもしっかり請求して返還率を上げてくれるよう交渉する事務所を選ぶことで、過払い金の返還率を上げることができます。このような司法書士や弁護士事務所の場合、安心して過払い金請求をまかせることができるでしょう。

過払い金請求の流れ

過払い金請求の手続きの流れについて、ご説明します。まずは、過払い金請求をする対象の消費者金融やカードローン会社へ取引履歴を取り寄せます。取引履歴は2週間～1か月ほどで郵送されてきます。

取引履歴を手元に来たら、引き直し計算を行い、正しい利息で計算し直します。個人で行う場合は無料の計算ソフトを使って計算することが可能です。ここで計算を間違えてしまうと過払い金請求ができなくなりますので注意しましょう。

いよいよ消費者金融やカードローン会社との交渉を行います。交渉は電話での交渉となります。「過払い金を満額返還してほしい・電話での交渉後の提示額に納得がいかない場合」は訴訟を起こして、進めていきます。電話での交渉になるとおよそ２～３か月ほどかかりますが、訴訟を起こすと6か月～1年ほどかかります。

過払い金の返還金額が決定すると、和解書の作成します。その後過払い金の返還時期は、およそ1か月ほどかかります。司法書士や弁護士が費用を差し引き、口座に振り込まれ、過払い金の請求は完了となります。

過払い金請求に強い杉山事務所とみどり法務事務所がある熊本県について

熊本県の市町村は熊本市中央区・熊本市東区・熊本市西区・熊本市南区・熊本市北区・八代市・人吉市・荒尾市・水俣市・玉名市・山鹿市・菊池市・宇土市・上天草市・宇城市・阿蘇市・天草市・合志市・下益城郡美里町・玉名郡玉東町・玉名郡南関町・玉名郡長洲町・玉名郡和水町・菊池郡大津町・菊池郡菊陽町・阿蘇郡南小国町・阿蘇郡小国町・阿蘇郡産山村・阿蘇郡高森町・阿蘇郡西原村・阿蘇郡南阿蘇村・上益城郡御船町・上益城郡嘉島町・上益城郡益城町・上益城郡甲佐町・上益城郡山都町・八代郡氷川町・葦北郡芦北町・葦北郡津奈木町・球磨郡錦町・球磨郡多良木町・球磨郡湯前町・球磨郡水上村・球磨郡相良村・球磨郡五木村・球磨郡山江村・球磨郡球磨村・球磨郡あさぎり町・天草郡苓北町があり各地域で過払い金請求ができます。

熊本県は、九州地方のほぼ中央に位置し、 北部は比較的緩やかな山地、東から南にかけては標高1,000メートル級の山々に囲まれており、その随所に深い谷があり、渓谷美は見事なものです。また、西部は有明海、八代海に面し、外洋の東シナ海に続いている海の恵みもたっぷりの恵まれた地形です。まさに、山あり海ありの美しい景観が魅力の県です。また、環境庁選定の「名水百選」に県内から4ヵ所(白川水源、池山水源、菊池水源、轟水源)も選ばれている程、美味しい水が豊富なところです。人口65万の熊本市の上水道を流れる水も、ほぼ100％地下水でまかなわれています。

熊本県最大の魅力は、その恵まれた自然環境が織りなす美しい景観です。大小120 の島々からなる「雲仙天草国立公園」と世界に誇るカルデラを持つ雄大な阿蘇を含む「阿蘇くじゅう国立公園」の二つの国立公園を持ち、海と山の壮大で美しい景色を満喫できます。

熊本県では、旧石器・縄文時代の遺跡は、県下各地で発見されていることなどから、約2万8千年前から人々が住んでいたとされています。弥生時代には、いち早く稲作が始まり、玉名郡天水町では日本最古の鉄斧が出土しており、弥生文化が栄えたことが知られています。律令時代になると、鞠智城（菊池市、山鹿市）が造られたりと、豊かな熊本県は九州で唯一の「大国」となります。８世紀編纂の「万葉集」にも熊本の風土が歌われています。

鎌倉時代には、武士たちが地頭や守護に任命され、阿蘇氏や菊池氏、小代氏が各地で勢力をふるいました。室町末期、菊池氏の勢力が衰えると、肥後国は戦国三大名(豊後、肥前、薩摩）の争奪の地となりました。その後、薩摩の島津氏の勢力下におかれ、豊臣秀吉の九州平定まで続きました。 その後、加藤清正が県北を、小西行長が県南を、相良氏が球磨を支配しました。熊本城を築造した加藤清正は慶長5(1600)年の関ヶ原の戦いで滅んだ小西氏のあとを受けて肥後を統一しました。

寛永9(1632)年、加藤氏の後を受けて肥後に入国した細川氏は、茶道の肥後古流、能の喜多流と金春流、門外不出の肥後六花、相撲の吉田司家、肥後象嵌などの文化育成に力を注ぎました。また、3代細川忠利の招きで熊本にやってきた剣豪宮本武蔵は、晩年を熊本で過ごし、「五輪書」を著しています。天草では、キリスト教が広く浸透し、キリシタン文化が栄えましたが、慶長18(1613)年に禁教令が出され、重税に苦しめられた農民3万7000人が一揆(天草島原の乱）を起こしました。

この翌年この乱が大きな原因になり、鎖国令が出て、天草は明治維新まで天領となりました。明治9(1876)年に現在の熊本県ができあがりました。西洋文明による近代化が図られる一方、士族たちの新政府に対する不満が増大し、神風連の乱、西南戦争などが起こり、熊本がその主戦場となりました。また、熊本は日本赤十字発祥の地とされています。明治20(1887)年には第五高等中学校が設けられ、夏目漱石、小泉八雲らが教鞭を取り、多くの人材が巣立っています。