【2024年最新版】長野県で過払い金請求に強い法律事務所のランキング・口コミ・評判

長野県の過払い金請求の口コミ・評判

長野県で過払い金請求のできる司法書士・弁護士事務所

司法書士法人杉山事務所

長野県にお住まいで、過払い金請求に強い事務所をお探しの方は、司法書士法人杉山事務所がおすすめです。

司法書士法人杉山事務所は、日本を代表するビジネス誌の週刊ダイヤモンド誌にて、「消費者金融が恐れる司法書士事務所」※1に選出されました。長野県をはじめ全国各地から毎月10,000件以上の相談実績※2があり、過払い金請求に特化した法律事務所です。

また、過払い金の回収額も毎月1億円以上あり、多くの消費者金融やクレジットカード会社で実績があります。過払い金請求の初期費用・相談料は無料で出張相談にも対応しているので一度、ご相談してみることをおすすめします。

※1 2009年8月掲載
※2 過払い金や債務整理を含む借金問題

事務所詳細

住所	東京都新宿区新宿2-13-12　住友不動産新宿御苑ビル8F
TEL	0120-217-043
営業時間	9:00～19:00
公式サイト	https://sugiyama-kabaraikin.com

過払い金請求・債務整理の費用

相談料・初期費用	無料
過払い金診断	無料
過払い金請求	返還金額の27.5％～
任意整理	27,500円～
自己破産	44万円～
個人再生	44万円～

アヴァンス法務事務所

アヴァンス法務事務所は全国対応のため長野県にお住いの方も相談することができます。「身近な法律家」をモットーにしている法律事務所で、対応が丁寧なので初めて法律の専門家に依頼する方にとっては利用しやすい事務所です。

また、女性の方にも気軽に利用してもらえるよう女性専用の相談窓口が設置されています。長野県にお住まいの主婦やOLの方で事務所に相談しにくい方におすすめです。

事務所詳細

住所	大阪市中央区北浜2丁目2-22 北浜中央ビル3F
TEL	0120-880-195
女性専用窓口	0120-204-002
営業時間	平日9:30～21:00/土日祝9:30～19:00
対応エリア	全国対応

過払い金請求・債務整理の費用

相談料	無料
過払い金請求	返還金額の15.4％～
任意整理	1社あたり4.4万円
自己破産	22万円～
個人再生	36.3万円～

千野司法書士事務所

「消費者金融やクレジットカード会社への毎月の借金返済が大変」「長い間、高い金利で支払いを続けてきたけど、もっと低い金利にできないのか」このような悩みをお1人で抱えられている方が少なくありません。こちらの事務所では、このようなお悩みに対し、債務整理のプロである司法書士が最適な解決策をご提案しています。

事務所詳細

住所	長野県上田市緑が丘一丁目23番8号
TEL	0268-23-3277
営業時間	平日9:00～18:00

過払い金請求・債務整理の費用

過払い金請求	1社当たり3万円+過払い金の20～25%
任意整理	1社当たり3万円+過払い金の20～25%
自己破産	20万円～
個人再生	25万円～

中日本司法書士事務所（長野・松本債務整理相談センター）

「長野・松本債務整理相談センター」は、任意整理・過払い金請求・自己破産・個人再生などの債務整理の経験豊富な中日本司法書士が運営しています。

事務所詳細

住所	長野県松本市中央3丁目6番17号 源智ビル2階
TEL	01230-52-3160
営業時間	平日10:00～19:30

過払い金請求・債務整理の費用

過払い金請求	返還を受けた過払金の20%
任意整理	1社当たり4万円+過払い金の20%
自己破産	25万円～
個人再生	35～45万円

アディーレ法律事務所 長野支店

借金返済問題を実績豊富な弁護士がお受けいたします。お客様が抱えている借金に関する問題は、債権処理によって解消することができます。周囲の方に知られることもなくお客様の借金支払いを免除、あるいは過払い金を取り戻すことができます。まずはご相談ください。

事務所詳細

住所	長野県長野市南長野末広町1361　ナカジマ会館ビル6F
TEL	0120-316-742
営業時間	平日10:00～22:00

過払い金請求・債務整理の費用

過払い金請求	1社当たり43,200円
任意整理	1社当たり43,200円
自己破産	29.16～47.52万円
個人再生	41.04～51.84万円

長野県の過払い金請求シミュレーション

ケース1：司法書士に依頼し160万円の過払い金返還に成功

諏訪市在住 精密機器製造 男性（50代前半）

精密機器の製造工場立ち上げ資金として消費者金融2社とカードローン1社を利用。その後、海外向け輸出用の設備投資のため追加借入れを行い、最終的に4社との取引に。

完済から3年後、県工業技術総合センターのセミナーで過払い金の可能性を知り、地元の司法書士に相談。精密機器産業に詳しい司法書士に依頼し、全てのケースで任意交渉での解決に成功。

借入期間	約5年間
借入先と借入目的	消費者金融A社（140万円）- 工場立ち上げ資金 消費者金融B社（120万円）- 工場立ち上げ資金 地銀系カードローン（80万円）- 運転資金 信販会社（60万円）- 設備投資資金
返済状況	借入れ開始から3年間：月約9万円返済 残り2年間：月約7万円返済 ※売上高の約12%を返済に充当
借入・返済の特徴	精密機器産業特有の受注サイクル 季節変動を考慮した返済計画 輸出取引に合わせた資金繰り 青色申告に基づく収入証明
借入総額	約400万円
支払総額	約580万円
過払い金返還額	約160万円
解決までの期間	約3ヶ月 ※完済から3年経過後の請求 ※全社任意交渉での解決

ケース2：スキーリゾート勤務の会社員が190万円の過払い金返還に成功

白馬村在住 リゾートホテル勤務 男性（40代前半）

繁忙期の人員増強に向けた寮の改装費用として消費者金融2社から借入れ。その後、コロナ禍でのインバウンド需要減少期の生活維持のため、カードローン3社を追加で利用。

冬季の給与は月45万円程度だが、閑散期は20万円程度と収入の波が大きく、次第に返済が厳しくなり5社との取引に。完済から4年後、県の観光協会での経営相談会で過払い金の可能性を知り、請求を決意。

借入期間	約6年間
借入先と借入目的	大手消費者金融A社（130万円）- 寮改装費用 大手消費者金融B社（120万円）- 寮改装費用 地銀系カードローン（90万円）- 生活費 信販系カードローン（70万円）- 生活費 Web系カードローン（60万円）- 緊急費用
返済状況	繁忙期（12-3月）：月約12万円返済 閑散期（4-11月）：月約6万円返済 ※給与の約25%を返済に充当
借入・返済の特徴	観光業特有の季節収入を活用 繁忙期の残業代を返済に充当 年間を通じた返済計画の調整 閑散期の収入減を考慮
借入総額	約470万円
支払総額	約720万円
過払い金返還額	約190万円
解決までの期間	約3ヶ月 ※完済から4年経過後の請求 ※全社任意交渉での解決

ケース3：弁護士に依頼し250万円の過払い金返還に成功

松本市在住 地元企業勤務 女性（30代後半）

実家の農業支援と自身の転職活動期間中の生活費として、消費者金融3社から借入れ。その後、資格取得費用と車の維持費のため、Web系カードローン2社と信販会社1社を追加で利用。

地方都市での就職活動を経て正社員として採用され、手取り月収32万円に。しかし6社の借入れの整理に不安を感じ、県の男女共同参画センターで紹介された弁護士に相談。地方都市での女性の就労支援に詳しい弁護士との出会いをきっかけに、過払い金請求による解決を目指すことに。

借入期間	約5年間
借入先と借入目的	消費者金融A社（140万円）- 農業支援資金 消費者金融B社（120万円）- 生活費 消費者金融C社（100万円）- 生活費 Web系カードローンD社（80万円）- 資格取得費用 Web系カードローンE社（60万円）- 車両維持費 信販会社（50万円）- 緊急出費
返済状況	借入れ開始から3年間：月約11万円返済 残り2年間：月約9万円返済 ※給与手取りの約30%を返済に充当
借入・返済の特徴	農繁期の実家支援と仕事の両立 車社会に対応した資金計画 地方都市での就労を前提とした借入れ オンラインでの取引が中心
借入総額	約550万円
支払総額	約830万円
過払い金返還額	約250万円
解決までの期間	約4ヶ月 ※完済から2年経過後の請求 ※全社弁護士による一括交渉で解決

長野県の過払い金請求の特徴と動向

長野県の消費生活センターの統計によると、2023年の過払い金に関する相談件数は県内で年間約2,400件に上り、その約58%が40～50代からの相談となっています。特に長野市中心部(年間約360件)、松本駅周辺(年間約320件)、上田駅周辺(年間約260件)など、主要都市部からの相談が集中しています。

地域別の過払い金事情

北信地域(長野市・須坂市)

平均請求額	約175万円
特徴	冬季観光関連事業者の借入 製造業従事者の定期的利用 スキー場関連事業の資金需要

中信地域(松本市・安曇野市)

平均請求額	約165万円
特徴	観光業・宿泊業の季節資金 農産物加工業の運転資金 医療機関従事者の借入

東信地域(上田市・佐久市)

平均請求額	約155万円
特徴	精密機器関連企業の従業員 農業後継者の設備投資 別荘地開発関連の借入

南信地域(諏訪市・飯田市)

平均請求額	約145万円
特徴	電機・精密機器産業の関係者 温泉観光地の事業者 伝統工芸事業の運転資金

過払い金請求の最新動向

1. 請求者の年齢層の変化

年齢層	割合	特徴
60代～	22%	観光施設の世代交代資金 旅館・民宿の改装資金
50代	33%	事業拡大期の設備投資 後継者育成関連の資金
40代	32%	観光事業の新規参入 農業の6次産業化投資
～30代	13%	スポーツ関連事業の創業 IT産業への参入資金

2. 業態別の請求状況

業態	請求割合	特徴
消費者金融	40%	平均請求額：約155万円 返還率：約83% 処理期間：3～4ヶ月
クレジットカード キャッシング	35%	平均請求額：約130万円 返還率：約85% 処理期間：4～5ヶ月
銀行カードローン	15%	平均請求額：約145万円 返還率：約79% 処理期間：4～6ヶ月
農協・信用金庫	10%	平均請求額：約170万円 返還率：約75% 処理期間：5～7ヶ月

3. 県内裁判所の対応状況

裁判所	特徴
長野地方裁判所本庁	平均審理期間：4.3ヶ月 和解成立率：約78% 取扱件数：年間約1,600件
松本支部	平均審理期間：4.0ヶ月 和解成立率：約75% 取扱件数：年間約700件

長野県の法律事務所以外の過払い金請求相談窓口一覧

長野県には、消費者保護の観点から過払い金請求に関する様々な支援制度や相談窓口があります。広大な県土と多様な産業形態に対応した支援体制を整えており、山間地域の住民から観光業従事者まで、幅広いニーズに対応しています。

これらの機関・団体を利用することで、より包括的な支援を受けることが可能です。地理的条件や気象条件にも配慮した相談体制のもと、状況に応じて最適な支援を受けることができます。

1. 公的相談窓口（県・市町村の行政機関）

長野県や市町村が直接運営する公的な相談窓口です。県内10か所の地域振興局での相談対応や、積雪期の特別支援など、地域の実情に応じた支援体制を整えています。

2. 法律専門家による相談窓口

法律の専門家による具体的なアドバイスや支援を受けることができます。長野県の地理的特性や産業形態に精通した専門家が対応します。

3. 専門機関による相談窓口

特定の分野に特化した専門的な相談や支援を受けることができます。農林業や観光業など、長野県の主要産業に対応した支援体制を整えています。

長野県の過払い金請求についてのよくある質問

長野県で多い過払い金請求について

過払い金とは消費者金融やカードローンやキャッシングへの借金返済の時につく利息を払いすぎてしまうことで発生します。借金の利息は、利息制限法の上限を超えた金利を超えてはならないと決まっていますが、2010年以前は利息制限法の上限を超えても罰則がなかったので、消費者金融やカードローン会社は出資法の上限金利の29.2%での貸し付けをしていたのです。司法書士や弁護士事務所に過払い金請求の手続きをすることで取り戻すことができます。

過払い金が発生する条件は何点かあります。「グレーゾーン金利での借り入れを行っていた」「借金の金額が大きい」「長期間借金の借り入れと返済を行っていた」などです。

先ほども説明しましたが、利息制限法と出資法の上限金利の差をグレーゾーン金利といいますが、このグレーゾーン金利で借り入れを行っていたかどうかが重要です。2010年以降は利息制限法と出資法の上限金利の法改正が行われていますので、仮に超えていた場合は消費者金融やカードローン会社側が罰則を受けます。

「借金の金額が大きい」場合はその分金利の返済にも時間がかかるため、過払い金が発生している可能性が高いです。また「長期間借金の借り入れと返済を繰り返していた」場合も、借金とともに利息もつきますので、過払い金の発生している可能性が高いです。

また、完済をしてまた借金をしてしまう場合、同じ消費者金融から借り入れを行っていると、借金する会社を増やすよりもまとめて借金している方が金額も増えるので、過払い金が発生している可能性があります。

一方で、過払い金が発生しないケースでは、「2010年6月以降に借金をした場合」です。2010年に利息制限法と出資法の上限金利の法改正が行われていますので、それ以降に借り入れをしても利息制限法の上限金利を上回っていないので発生しません。

過払い金があるかもしれない、と心当たりがある方はできるだけ早めに手続きをすることをおすすめします。なぜなら、過払い金には時効があり、時効が成立してしまうと過払い金請求ができなくなってしまうからです。

裁判所の判決では一般的に「最後の取引から」10年で時効と定められています。ご自分が利用していた会社の最後の取引が分からない場合も司法書士や弁護士事務所が調査して判明することが可能です。

同じように、利用していた消費者金融やカード会社が倒産していた場合も、過払い金請求ができなくなりますので注意しましょう。倒産していた場合会社側は過払い金を支払う能力がないと判断され、返還請求ができなくなってしまうのです。

2010年以前に消費者金融との取引を終えて、その後も返済や借り入れ等を行っていないのであれば、2020年に時効が成立してしまう可能性は高いです。ですが、このようなケースの場合、過払い金はまだあるかもしれません。

例えば、「2010年より以前に借りたお金が高額のため、2020年経っても返済し続けている」「2010年以前に借りたお金を2019年(去年)に完済した」という場合は、「最後の取引から10年」経っていません。このような状態だと、過払い金の時効もまだ発生していないので、過払い金請求ができます。実際にどのくらいあるのかを司法書士や弁護士に相談してみましょう。

過払い金の手続きについてご説明します。まずは過払い金を行う消費者金融やカードローン会社に取引履歴を取り寄せます。取引履歴は訳1か月ほどで届きますので、それをもとに引き直し計算を行います。正確な利息で計算し直し、差額を割り出します。次に、消費者金融やカードローン会社に対して、過払い金の請求を行い、交渉をしていきます。依頼者の希望に合わせて電話での交渉か裁判で訴訟を起こすかが決まっていきますので、ご自分の希望を司法書士や弁護士事務所にきちんと伝えていきましょう。

電話での交渉になるとおよそ２～３か月ほどかかります。訴訟を起こすと6か月から1年ほどかかります。裁判には担当の司法書士や弁護士の方に代理で言ってもらえるので、依頼者が仕事を休む必要はほぼありません。過払い金の返還金額にお互いが納得した時点で、和解書の作成します。過払い金の返還はおよそ1か月ほどで指定の口座に振り込まれます。

司法書士や弁護士事務所に依頼した時の費用についてご説明します。過払い金の費用の項目は「相談料」「着手金」「基本報酬」「解決報酬」「過払い金報酬」「減額報酬」「実費」「その他手数料」になっています。

司法書士の相談料は事務所によりますが、30~60分5000円になっているところが多い印象です。しかし、中には相談料や過払い金がいくらあるか調査するのを無料にしている事務所もあります。次に着手金は、1社あたり1~2万円が相場です。基本報酬では1社あたり2~3万円が相場です。解決報酬は2万円が相場です。これらを踏まえると、司法書士事務所に依頼する際は予算を5万程度と考えておくといいでしょう。

次に、過払い金報酬では、20%~25%が上限となっています。こちらは成功報酬とも言って、消費者金融やカードローン会社から過払い金が戻ってきた時に一定の利率の金額を費用として請求されます。裁判をおこした場合は25%が上限となっています。

過払い金報酬とは別に、減額報酬では減額した金額の10%以下かかりますので、過払い金で借金を減額したい場合はきちんと明細を確認しておきましょう。他にも実費でかかった費用や通信費や事務手数料も費用となります。

続いて、弁護士の相談料についてご説明します。初めの相談での料金相場は30~60分で5000円の有料相談が多いです。着手金の相場は1社あたり２～3万円です。弁護士の基本報酬は「適切かつ妥当な金額」とされ、上限は決められていませんので、事務所ごとに料金は変わりますので見積もりが必要です。

解決報酬金の相場は1社あたり2万円以下です。過払い金報酬は、返還額の20%～25%が過払い金報酬の上限となっています。借金減額の交渉を行った場合、減額報酬が減額分の10%が費用となります。実費やその他の手数料は、通信費用や事務手数料振り込み代行手数料等も費用の一部として請求されます。

過払い金報酬や減額報酬などは司法書士とほぼ変わりませんが、司法書士事務所よりも弁護士事務所の料金設定は自由度が高いので、必要以上に請求されないようにあらかじめ見積もりを取っていくことをおすすめします。

長野県について

長野県の市町村は長野市・松本市・上田市・岡谷市・飯田市・諏訪市・須坂市・小室市・伊那市・駒ケ根市・中野市・大町市・飯山市・茅野市・塩尻市・佐久市・千曲氏・東御市・安曇野市・南佐久郡・小海町・川上村・南牧村・南相木村・北相木村・佐久穂町・北佐久郡・軽井沢町・御代田町・立科町・小県郡・青木村・長和町・諏訪郡・下諏訪町・富士見町・原村・上伊那郡・辰野町・蓑輪町・飯島町・南箕輪村・中川村・宮田村・下伊那郡・松川町・高森町・阿南町・阿智村・平谷村・根羽村・下條村・売木村・天龍村・泰阜村・喬木村・豊岡村・大鹿村・木曽郡・上松町・南木曽町・木祖村・東筑摩郡・麻績村・生坂村・山形村・朝日村・筑北村・北安積郡・池田町・松川村・白馬村・小谷村・埴科郡・坂城町・上高井郡・小布施町・高山村・下高井郡・山ノ内町・木島平村・野沢温泉村・上水内郡・信濃町・小川村・飯綱町・下水内郡・栄村があり各地域で過払い金請求ができます。

長野県は、三千メートル級の山々に囲まれているばかりではなく、県全域の標高が高いことでも知られています。主要都市の市役所の標高をみると、長野市362.49m、松本市592.21m、上田市456ｍ、飯田市499.02ｍ、伊那市632m、諏訪市761.45m、大町市726mとなっています。ちなみに、日本一高い建造物・東京スカイツリーの高さは、634ｍです。茅野市では801.6ｍで、市役所の標高で日本一。また、県内で最も高い場所にある役所は、南佐久郡の川上村役場で、標高1,185mあります。長野県の最低標高地点は、北安曇野郡小谷村、新潟県境に近い姫川の河床とされ、国土地理院の地形図の等高線を読むと180ｍを下回っています。

長野県の面積は約13,600km2あり、その20.5%（約2,785km2）が自然公園に指定されています。また、全国最多の29の百名山があり、日本の屋根と呼ばれています。星の三選に選ばれ、天文ファンにも人気の星の聖地「野辺山高原」。首都圏から2～3時間というアクセス、高原らしい空気と自然に囲まれたまさに「星のパワースポット」にふさわしいロケーションではないでしょうか。

200以上もの温泉地、温泉郷がある長野県。高原の湯は心を鎮め、休養効果もバツグンです。長野市は年間約600万もの人々が訪れる「善光寺」の門前町であり、歴史を感じさせる落ち着いた街並みが広がっています。その他、戸隠神社、川中島の古戦場など、数多くの歴史的建造物や史跡が存在する、観光都市です。

長野県は、県、民間企業、大学、金融機関と連携して、メディカル（医療・健康）関連産業において、国際的競争力を持った集積地をめざす取り組みを進めています。長野県の製造業が得意としてきた超精密加工技術や電子機器生産技術が、メディカル関連分野で発揮されようとしているのです。すでに国から「地域イノベーション戦略推進地域（国際競争力強化地域）」の選定を受け、文部科学省や経済産業省から支援を受けることが決まっています。このプロジェクトの最も大きな目的は、長野県に電子・情報分野に次ぐ、次世代の産業の核をつくることだと思いますが、幸福度日本一の長野県で、医療・健康分野の産業発展の恩恵をうられることになれば、幸福県長野の面目躍如となるでしょう。新しい産業分野では、県内で航空機産業への参入を目指す企業も多くあります。