CFJの過払い金請求の最新情報と失敗しないための注意点まとめ
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CFJから借金をしていた経験はありませんか?CFJにも自分で過払い金請求ができます。CFJと聞いてもピンと来ないかもしれませんが、アイク・ユニマットレディース・ディックファイナンスは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
この3社は現在CFJになっており、これらの貸金業者から借金をしていた場合は過払い金が請求できる場合があります。ここでは失敗しないための注意点をご紹介します。
CFJとは
CFJは、アイク・ユニマットライフ・ディックファイナンスの3社が合併した合同会社です。アイクは赤に白抜きの看板、ユニマットはピンクに白抜きのユニマットレディースが有名ですね。ディックファイナンスは青に白抜きの看板でおなじみです。現在会社は新規の貸付を行っておらず、主に貸し付けをしていた人に対して債権の回収をしているような状態です。
CFJの最近の経営状況
CFJは現在、貸金業自体は行っているものの、新規の貸付を停止しています。シティバンクが出資元なのですぐに倒産する危険はあまりないという話もありますが、経営状況は決してよくありません。新規で貸し付けを行っていないため今後の資金繰りが厳しくなると予想されます。
過払い金請求対応についても年々厳しくなる可能性がありますので過払い金請求をする予定があれば早めに手続きをしたほうがいいでしょう。
合併前の貸金業者(ディック・アイク・ユニマットライフなど)での過払い金はどうなる?
CFJを過去に利用していた、もしくはその前身であるディック・アイク・ユニマットライフなどで融資を受けていた場合には、過払い金が発生している可能性があります。これらの貸金業者で発生している過払い金については現CFJへの過払い金請求が可能です。
ただし、消費者金融であるマルフクやタイヘイは2002年(平成14年)に廃業してしまったので、過払い金の消滅時効10年が経過してしまっており、過払い金請求をすることができませんので、注意が必要です。
例えば、ディックの場合は2007年(平成19年)8月まで利息制限法の上限を超える22.88%という金利での貸付けを行っていました。金利改正前まで取引があった場合ですと、2017年(平成29年)で消滅時効を迎えてしまうので、早めに過払い金が発生しているかの調査をすることをおすすめします。
CFJの過払い金請求はいつまで可能?
CFJの場合は複数の貸金業者が合併しているので、自分が利用していた貸金業者がいつ合併したのか分かりにくいかもしれません。上で挙げた5社とCFJとの関係性は理解する必要があります。
タイヘイ・マルフクは2002年(平成14年)にシティグループに債権譲渡(関連ページへリンク)されており、2006年(平成18年)前半にはアイクをディックへブランド統合しています。2007年(平成19年)8月に上限金利を17.88%へ引き下げているので、それ以前にCFJを利用していた場合には過払い金が発生している可能性が高いと考えられるでしょう。
アイクを利用していた場合には、ブランド統合からもう消滅時効10年を迎えてしまっている可能性が高いので、急いで最終取引日を確認する必要があります。
ちなみに、マルフク・タイヘイの場合には、合併や事業譲渡ではなく債権譲渡(資産売却)にあたりますので、過払い金の債務についてはCFJに継承されません。[2010年(平成22年)3月22日最高裁判所判決]
そのため、CFJの過払い金とあわせてマルフク・タイヘイの過払い金を一連取引として請求することはできませんので注意しましょう。
CFJの過払い金請求の対象期間と当時の金利は?
CFJが金利を見直ししたのは2007年の8月。それまでは金利22%程度で貸し出していました。過去には29.2%という高金利で貸し付けを行っていた時期もあります。この期間にCFJからカードキャッシングをしている場合、過払い金が返ってくる可能性があります。
また、利息の見直し後も年率が見直されないまま高い金利で取引をしていた例もあります。過去に借り入れした場合は一度確認してみる必要があるでしょう。
CFJから過払い金が返還されるまでの期間の目安
裁判(訴訟)を起こさず、話し合いにより和解した場合
裁判を起こさずに話し合いで和解した場合、手続き開始から約2~4ヶ月間でCFJから過払い金が入金されます。場合によっては一方的にCFJから過払い金を振り込んでくることもあり、金額は少ないですが1ヶ月程度の早期解決になることも。和解で解決になると回収率はあまりよくありませんが、和解できれば長引きません。
裁判(訴訟)を起こした場合
和解が成立せず、訴訟を起こした場合は裁判の期間があるのでもう少し長くなります。一般的に裁判は判決が出るまで半年~長ければ1年以上かかる場合もあります。また、CFJは、過払い金について争点がある場合は徹底的に減額の主張をしてきます。
裁判を引き延ばしてくることも考えられますので、訴訟を起こす場合は長期戦になることを覚悟しておく必要があるでしょう。過払い金請求をしてから実際に過払い金が支払われるまでに1年を超える場合もあります。
CFJの過払い金請求の回収率の目安
裁判(訴訟)を起こさず、話し合いにより和解した場合
裁判を起こさずに話し合いで和解した場合は20%~40%程度が限度と言われています。これは自分で過払い金請求をした場合ですが、司法書士や弁護士を通した場合でも60%程度の回収となっています。
CFJへの過払い金請求で100%取り戻したい場合は、訴訟が必要になってくると考えておきましょう。早期に解決したい場合は、相談無料の弁護士や司法書士に相談してみてもいいでしょう。
裁判(訴訟)を起こした場合
和解が成立せず、訴訟を起こした場合は話し合いにより和解するより高い回収率が望めます。ただ、CFJ側も徹底的に裁判で争ってくるため個人での100%はかなり厳しくなります。訴訟を起こしても回収率が50%程度になる場合も。司法書士や弁護士などの専門家に依頼すると、80%~100%の回収率になります。満額での解決を希望する場合は専門家に相談することをおすすめします。
CFJへの過払い金請求、訴訟での争点は?
裁判を行う場合に、CFJはどのような主張をしてくるのでしょうか? 特に争点がない場合には、1回の期日までに和解ができることがほとんどのようですが、過払い金が高額であったり、取引の分断(借金完済後、日をおいて再度借金をした場合)や返済の遅延があったりした場合には、以下のような主張で「過払い金を支払う義務がない」などと主張をしてくることがあるので、注意が必要です。
悪意の受益者
不当利益であることを知りつつ利益を得た者には、その利益に年5%の利息金を加えて請求することができます。この場合は、利息制限法の上限を超えた利息金を不当利益だと知りつつ請求していた貸金業者を指し、CFJはこれには当てはまらないといった主張です。17条書面(契約書)や18条書面(領収書)のサンプルを証拠として提出し、徹底的に争ってくる可能性があります。
取引の分断
借金完済後に再度貸付けを行った場合、1回目と2回目の取引については一連性が認められず同一取引ではないといった主張です。一連取引である場合には、計算上過払い金が多くなりますし、一連取引が認められることで消滅時効10年が経過した借金でもいっしょに過払い金請求を行うことができるので、複数回借金をしているケースは取引の分断を訴えてくることが考えられます。
基本的には、新規の契約書を取り交わしていなかったり、借金のない期間が数年単位に及んだりしていなければ、取引の一連性は認められるでしょう。
非債弁済
債務者が、過払い金が発生していることを知りながらその請求を行わなかったとして、過払い金請求を行う権利がない、という主張です。 過払い金の情報がテレビや雑誌、新聞などにあふれているのであるから、債務者は自身の過払い金の発生についても理解していたはず、という主張をして、大量の証拠を提出してくることが多いようです。
実際には過払い金の発生は「取引履歴の開示請求」を行わなくては分からないので、過去に取引履歴の開示請求をしていなければこの主張は認められないでしょう。
期限の利益損失
借金返済が1日でも遅れるとその時から「期限の利益」を損失し、それ以降の取引についてはすべて「遅延損害金の利息」で計算すべきであるという主張です。 過去の判例ではCFJが遅延後に借金元本の一括返済を求めず、一部弁済を受けていたとして期限の利益損失は認められないと判断されています。ただし、一部の裁判所ではCFJの主張を認めているケースもあるようですので、こちらの反論をきちんと準備しておく必要があるでしょう。
CFJとの訴訟では何が争点になるか分かりませんので、過払い金訴訟の実績の多い専門家へ相談することをおすすめします。
CFJの過払い金請求を個人でやった場合に多い傾向や特徴
CFJは3つの貸金業者の合同企業なので、責任をあいまいにしようとする傾向があります。過払い金請求への対応は厳しく個人でやった場合は、取引履歴をすべて出してくれないことも。裁判も無意味な答弁をしたり、自社に有利な裁判例を多く出して来たり、裁判を引き伸ばしてくることもありますので、自分で過払い金請求をする場合は粘り強い交渉が必要となるでしょう。
司法書士や弁護士などの専門家に依頼する場合も和解では100%の回収はほぼ望めません。訴訟まで移行すれば必ず100%とは限りませんが、比較的高い金額を引き出すことができます。
CFJに過払い金請求する場合の注意点
CFJは経営状況が厳しいため、満額回収は難しいことを留意して過払い金請求をする必要があります。また、話し合いや裁判でも低い金額で解決できるようしっかり交渉してくることが考えられます。CFJから提示された過払い金の金額に納得できない場合、司法書士や弁護士の専門家へ相談することも考えておきましょう。
万が一倒産すると、満足のいく金額の過払い金は取り戻せなくなると思っておきましょう。倒産しない場合でも、経営状況が悪化するとこれまで以上に回収することが難しくなります。過去に借り入れをしていた場合は早めの過払い金請求をおすすめします。
CFJの会社概要
アイク・ユニマットライフ・ディックファイナンスの3社とも、過払い金の請求先はCFJになっています。
商号 | CFJ合同会社 |
---|---|
本社所在地 | 〒160-8812 東京都新宿区新宿六丁目27番30号 新宿イーストサイドスクエア |
代表者 | フランシスコ・ダ・コンセイサン |
URL | http://cfjgk.jp |
その他関連 | アイク・ユニマットライフ・ディックファイナンス |
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